横蟻のバイト

予想と大変下回る、つまらないバイトでした。
いや、つまらなかったのはイベント其の物だった訳なんですが・・・
スタッフ事情が良く分かりましたし、横蟻の仕組みが見えたという点では、
収穫ありといって良いかもしれませんね。

今回スタッフとして勤務したイベントは一種のテクノ系のイベントで、
16時開演で、終演の翌日の6時までオールナイトですた。

アリーナをブロック分けし、そのブロック内で客が音楽に合わせて踊ると。
メインステージではライブ、サブステージではDJが交互に曲を流し、
まぁ、1万人規模のクラブだと思って頂ければ分かり易いかと(笑

客層は20代前半〜30代後半、腕にタトゥーの入ったイカツイ兄ちゃんや、
水着みたいな服きた姉ちゃん、黒人、白人、etc...
俺の逝く現場には絶対に居ない客ばかりでした( ´,_ゝ`)プ

俺らバイトスタッフは昼頃、新横のマック前に集合、そこで点呼。
駐車場まで移動し、Tシャツ等が配布され、正面玄関から会場内へ。

3階へ移動し、責任者から大まかな仕事内容の説明、
更にセッション別に分けられ細かい仕事内容の説明がされました。
色々職種がありますが、俺はメインアリーナ担当となりました。。
一番大変で面倒くさい役なんで、やりたくなかったんですけどね( ´,_ゝ`)

仕事は居たって単純、通路に立って、客の誘導・対応でつ。
通路で踊りだした客を注意したり、トイレの場所を教えたり・・・
一番やっかいなのは、通路封鎖時の客の対応

メインステージでライブをやっている時は前方のブロックが、
サブステージでDJが回してる時は後方のブロックが込むんですが、
ブロック内にも人数規制があり、それを超えると入場規制がかかります。
それでも、尚、突っ込んでくる香具師、通路で立ち見する香具師を排除するのが、
俺らの役目なのでつ。

まぁ、言うまでも無く、刺青入った兄ちゃんや外人に立ち向かっても勝てるわけがなく、
3人に1人は止めても突破されてしまいます。

更にいくつか問題点がありました。
・2、3人で30分交代ローテーションのはずが上手く機能していなかった。
待ち時間に友達になった大学生の子は2人で30分交代で回っていたのに対し、
俺のポジションは一回もまともにローテが回りませんでした。本来、俺と代わる香具師が、
1時間半も休憩をとってノコノコ現れ「30分経ったら来て下さい」とかほざきやがる始末。
結局チーフに抗議して、30分休憩を2回貰っただけでした。

・チーフ(バイト組のリーダー核)の指示が曖昧
基本的にチーフが、トランシーバーを持ち巡回し、ヒラバイトに指示を出すんですが、
説明にないとんでもない指示を出しっぱなしにして、そのまま何処かへ行ってしまったり
するので、ヒラバイトはどうしていいか分からなくなります。

丸半日、仕事してみて良く分かったよ。何故スタッフがヘタレなのか。

中にはチーフ以上に経験豊富な人も居たが、ほとんどがド素人。
こういう時はどうしろという具体的な指示が全くでないので、動けない
また、その様な時に決断出来る人間をきちんと選んで居ないので、出来る訳が無い。

だから、スタッフ君を責めないで下さいw

そうそう、ステージの解体等の仕事もしたので、
舞台裏がどうなってるのかもじっくり見させて頂きました。